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スタッフコラム

2019.11.17

注文住宅をお考えの方へ|頭金なしでローンを組む方法を紹介

「家を買いたいけど頭金って必要なの?」

「ローンを考えているけど、ローンの仕組みがよくわからない」

このようなお悩みを持つ人は多いと思います。

注文住宅を買う際は、多くの人がお金を借りられると思います。

また、お金を借りる際には頭金が必ず必要なものとお考えの方が多いでしょう。

しかし、実はこれがなくてもお金を借りることができます。

そこで今回は、ローンを頭金なしで組めるのかと返済する際の注意点についてもご紹介します。

 

□頭金とは?

頭金とは、お金を借りる前に全体の費用から一部を先に支払うために用意するお金のことを指します。

一般的には、総額の約2割を準備する必要があると言われています。

これによって、借りるお金が減り、全体にかかる利子を減らせることができます。

そのため、多くの人がこれを準備して返済額を減らします。

 

□頭金はなくてもローンは組める

ローンは、頭金がなくても組むことができます。

「頭金がないとローンが組めない」と思われる原因として、今から20年ほど前はこれがないと銀行側が住宅ローンを融資してくれなかったからです。

また、この当時の金利が変動金利で3~4%といった今では考えられない金利だったためです。

ただし、頭金なしでローンを組む際は以下の点に注意する必要があります。

 

*毎月の負担

頭金なしの場合は、ある場合よりも多くの負担がかかります。

全体の借入総額が大きくなると共にそれに伴った利子が発生します。

総額が大きくなるため利子も大きくなり、元金と利子を合わせた返済額総額が大きくなります。

また、住宅購入後は固定資産税や住宅のメンテナンス費など様々な費用が必要になります。

そのため、毎月の収入と返済額やその他の費用を事前にシミュレーションし、無理なく返済ができるプランをつくることが重要です。

 

*準備

頭金がない場合でも、家を購入する際はある程度のお金を準備する必要があります。

引っ越し代など様々な費用が必要なため、貯金ゼロで家を買うことはできません。

そのため、家を買う前に引っ越し代など、どれくらいの費用が必要なのか割り出しておくことが重要です。

 

*銀行

銀行によってお金を借りる際の審査が異なります。

銀行によって差はありますが、多くの場合は借入の条件が厳しくなる可能性が高いです。

まずは銀行と綿密な相談をすることが重要です。

また、ローンを組む際に低金利な変動金利を利用する人が多いかもしれません。

現在は金利が低く設定されていますが、返済をしていくうちに金利が上がる可能性が高いです。

そのため、もしもに備えて固定金利を選択されることをオススメします。

 

□返済する際の注意点

 

*ローンの年数

ローンは35年など長期で組むことができるため、定年を過ぎてからも支払う必要がある場合があります。

定年後に毎月多くのお金が返済で消えていくと、生活が苦しくなります。

そのため、毎月均等に返していくのではなく、若い時期に多くのお金を返していく元金均等返済の返済方式を取ることをオススメします。

元金均等返済では、均等に返していく方法よりも元金の返済が早くなるため、返す年月が長くなるにつれて利子分が減っていき、毎月の返済額が少なくなります。

また、この方法では均等に返していく方法と比較して総支払額と総支払利息が少なくなります。

ただし、当初の返済額が多くなるので覚えておきましょう。

 

□まとめ

今回は、頭金なしでローンを組めるのかと返済する際の注意点についてご紹介しました。

頭金なしの場合は、まず銀行でのシミュレーションを行うことが第一歩になります。

また、金利や返済方法に関してもご自身のご予算に合った方法を選ぶことが大切です。

お金を借りる際は慎重な判断が大切です。

まずはご家族と綿密な相談をする方が良いでしょう。

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